訪問日:2013年5月3日(金)
所在地:北海道網走市


<経路>
野幌(6:19)→札幌(6:40)・・・函館本線普通小樽行
札幌(7:21)→網走(12:46)・・・特急オホーツク1号網走行
2013年ゴールデンウィーク、一年ぶりに駅巡りの旅に出ることにした。今回は三連休おでかけパス(18000円)を使って、釧網本線のほとんどの駅を降りつぶすことにした。三連休おでかけパスは三連休等の三日間、JR北海道全線の特急・急行・普通列車の自由席が乗り放題のお得な切符である。また、普通車指定席も4回まで利用できる。ただし、発売は利用開始日の前日までとなっており、当日に購入することはできないので要注意だ。まずは、特急オホーツクに乗るべく、札幌駅へと向かうこととする。
6時19分、735系+733系に乗り込み、野幌駅を後にする。733系も735系も最近導入されたJR北海道の新型電車だ。ちなみに、どちらもロングシートである。久々の泊まり旅で期待が高まっていく。6時40分、札幌駅に到着した。

まずは、札幌駅で駅弁を購入する。購入したのは知床とりめし(880円)だ。特急オホーツクに乗り込んだら、食べることとしよう。今回乗車する特急オホーツク1号は6両編成のようだ。どうやら、増結されているらしい。

私は6号車の指定席車に乗車する。指定席はほぼ埋まっていた。早速、知床とりめしの包みを解く。中身は知床どりを使用したとりめしで、鶏肉が存在感があってとても美味しく、あっという間に食べてしまった。

7時21分、キハ183系特急オホーツク1号は、札幌駅を後にした。高架を駆け下り、一路東進する。やがて、江別市に入り、千歳川を渡る。すると、千歳川に鯉のぼりが飾られていた。列車は岩見沢駅に停車した後、進路を北へと変える。美唄駅、砂川駅、滝川駅、深川駅と停車し、旭川駅に到着する。新旭川駅を通過し、石北本線に入る。すると、この辺りでは雪がまだ残っており、上川駅に到着したときは雪が舞っていた。ここからは列車は北見峠越えに挑む。北見峠および石北トンネルの案内アナウンスが流れる。北見峠を越え、白滝駅に停車した後、遠軽駅に到着した。結構下車客も多かった。列車はここでスイッチバックする。生田原駅、留辺蘂駅と停車し、北見駅に到着。北見駅でさらに大量の下車客があった。ここで、車内販売で予約して買える遠軽駅のかにめし(900円)が残っているとアナウンスがあり、かにめしを思いがけなく入手することができた。かにがふんだんに入っており、付け合わせの数の子の山海漬が入っているのも嬉しかった。

この後、美幌駅、女満別駅に停車した。左側の車窓に網走湖が見えてくると、網走湖の案内アナウンスが流れた。12時46分、網走駅に到着した。
網走駅は単式1面1線、島式1面2線の2面3線の駅である。石北本線と釧網本線の接続駅であり、特急オホーツク、快速しれとこが発着する。かつては湧網線も分岐していたが、1987年に廃止されている。みどりの窓口や売店もある。網走駅の外に出て階段を降りると、そこに縦書きで網走駅と書かれた看板が掲げられている。これは、網走刑務所から出所した受刑者が二度と横道にそれないようにという意味を込めているらしい。
ポツポツと雨が降ってきたので、再び網走駅の中に入る。ここで駅弁をまた購入することとする。購入したのは、磯宴 シャケ・いくら(1150円)である。ここでは、注文してから作るので、約5分くらい待つ。5分待って、無事に入手した。後で、夕食用に取っておくこととしよう。さて、これからいよいよ釧網本線の旅が始まる。
次は浜小清水駅へ向かう。