訪問日:2006年7月27日(木)
所在地:長崎県長崎市


<経路>
博多(16:22)→長崎(18:26)・・・特急かもめ33号長崎行
16時22分、783系特急かもめ33号に乗り込み、博多駅を後にする。783系はハイパーサルーンの愛称でも呼ばれる列車だ。列車はしばらく住宅街を進む。二日市駅、鳥栖駅と停車し、鹿児島本線と分かれ長崎本線に入る。佐賀平野の水田地帯を進み、佐賀駅に停車する。列車はさらに西へと進み、肥前山口駅に到着。ここで、特急みどり19号と特急ハウステンボス19号を切り離す。今度は南へと向きを変え、肥前鹿島駅に停車した後、やがて左手に有明海が見えてきた。列車は海岸線に沿ってくねくねと曲がりながら進む。潮が引いているのか、舟が泥の上に乗っているのが見えた。しばらくして、雲仙岳が雄大にそびえているのが見えてきた。諫早湾の水門も見え、諫早駅に停車する。その後、長崎本線の新線を快調に飛ばし、トンネルを抜けて長崎市街に入り、ほどなく浦上駅に停車する。18時26分、長崎駅に到着した。

長崎駅は頭端式3面5線の駅である。長崎市の代表駅で、特急かもめと快速シーサイドライナーが発着する。かつては寝台特急さくらやみずほ、あかつきが発着していたが、現在は廃止されている。
長崎駅で夕食用に駅弁を購入した。購入したのはしっぽく弁当(1300円)である。早速、ホテルにチェックインし、駅弁のふたを開けた。おかずがこれでもかと言わんばかりにたくさん入っていて、食べきることができなかった。

翌日は、長崎を観光することにした。まずは長崎さるく博パスポートを購入する。これには、長崎電気軌道の路面電車が一日乗り放題で、グラバー園、出島和蘭商館跡、長崎歴史文化博物館に格安で入場できる。

まずは、グラバー園に向かう。長崎駅前電停から築町電停に向かい、そこで乗り換え、石橋電停で下車する。そこから、グラバースカイロードを上れば、長崎の街が一望できる。グラバー園の入口もそこにある。中に入ると、幕末から明治にかけての洋館を見学することができる。

グラバー園を出て、次は大浦天主堂に向かう。大浦天主堂は中央の祭壇とステンドグラスが見事であった。

大浦天主堂下電停から築町電停へ向かい、そこで乗り換えて出島電停で下車する。出島和蘭商館跡を見学する。2006年4月から、西側の建物に加えて、新たに建物が公開されていた。

昼食後は平和公園へ向かう。長崎原爆資料館を見学する。ここを見学して、原爆の恐ろしさを改めて実感できた。熱心に資料を見たのだが、何だかいたたまれない気持ちになってくる。平和の尊さを改めて感じた。

その後、長崎電気軌道の全路線を乗りつぶした後、長崎歴史文化博物館を見学した。
これにて、長崎観光は終了。とても暑い一日だったが、大満足の一日だった。明日は長崎本線の駅巡りをする。
<観光ルート>
長崎駅前電停→築町電停→石橋電停→グラバー園見学→大浦天主堂見学→大浦天主堂下電停→築町電停→出島電停→出島和蘭商館跡見学→出島電停→長崎駅前電停→松山町電停→平和公園見学→長崎原爆資料館見学→浜口町電停→正覚寺下電停→蛍茶屋電停→赤迫電停→桜町電停→長崎歴史文化博物館見学→諏訪神社前電停→築町電停→長崎駅前電停